osakanasannの日記

ジャズなど

2017年印象に残った(ことを覚えている)アルバム

正直あんまりちゃんと音楽を聴きませんでした。時間がなくて。

なので、聴いたことを覚えているものについてコメントしようと思います。

コメントも非常に薄っぺらいです。

 

◆ 2017年

◇それ以前

 

◆Matthew Stevens - Preverbal

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 これはねーツボでした。

 レビューブログ的に言えば、ポストロック的な感じとかインディーロック的な感じっていうんでしょうか。私自身Tortoiseとか、はたまたBlurとか大好きなのですが。

 クリスチャンスコットバンドの録音はあんまり聴いたことないのですが、良い味だしそうですね。

 

 

◇Fred Hersch Pocket Orchestra - Live at Jazz Standard

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 Jo Lawryの参加で目に留まった作品。Jo Lawryに目が留まるのは、

ウィルビンソンと結婚したからに他ならない。第一子がお生まれになったそうで、おめでとうございます。

 Outstandingな技術があるわけではないと思うが、なにか魅力がある声だと感じます。結局サックスとかの音もそうですよね。

 

◆Alex Sipiagin - Moments Captured

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 完全にメンバーで買ったやつ。ウィルビンソンとクリスポッターにはすごく

共通点があると思っている。どちらかというとウィルビンソンの中にクリスポッター的ななにかを感じる。

 内容的にはまあクリスクロスです。

 

 

◇Kenny Barron - Live at Bradley's

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 Ben Rileyが11月に逝去したことで久しぶりに聴いた。彼といえば、ロリンズの橋、グリフィン、モンク等の60年代から活躍してるけど、このアルバムは、ブラッドレイズという今はないんだけど適度なサイズ感の店で演奏してる感じの録音がすごく好き。

 7年くらい愛聴しているアルバム。ちなみにSecond setはあんまり聴いてません。

 

◆Aaron Parks - Find the Way

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  ECM2作目ですかね。かっこよかったです。わたくし個人的にはECMの録音の感じより、shadowsとかの感じのほうがピアノの音は好きです。ただこのメンバーでこういうのやりたいならECMでしょうね。

 

 

 

◆Mike Moreno -Three for Three

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 まあクリスクロスですの一言で片づけることもできるかもしれないが、正直僕はマイクモレノ好きだなと思った作品。

 彼ってギターを弾いてるときの姿勢もあると思うが、演奏中全然笑わない(笑っている人も全然良いんだけど)。そこに僭越ながらシンパシーを感じる。彼の音楽に対する頑固な・geekyかつfreakyな姿勢が貫かれているような気がしてしてしまった。

 

◇Joe Martin - Not by Chance

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 ジョーマーティンみたいなベーシストってなかなかいないような。ベースのことはよくわかりませんが。とにかく好きなベーシストの一人です。

 日本はこんなメンバーでブルーノートかなんかに呼べるような国になってほしい。 

 

◆Chris Potter - the Dreamer is the Dream

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 ECM3作目?クリスポッターは好きすぎて、たぶんこれからどんな音楽をやっても

愛しく思えると思います。You're the man.

 

 

◇Dayna Stephens - Reminiscent

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 2017年のGratitudeはごめんなさい、あんまり印象に残ってません。sounds goodではありました。

 ウォルタースミスの作る曲ってくやしいけどかっこいいなと再認識した一枚。

 

◆Ambrose Akinmusire - a Rift in Decorum

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 単純にかっこいいの一言。サムハリスも合ってます。

 あまりレビューブログ的なことは書きたくないが、デビュー作からの遍歴をみると、いろいろな表現にトライしてるのだなと。しかもそれがすべてジャズだなと感じられるのですごい。

 

 

 

あと2017年で言うと、カートCiapi、クリスチャンスコットのやつあたりはまだほぼ聴いてないのでコメントしません。

 

「現代サックス奏者 年齢」で検索

 

エリックアレキサンダー当時26歳(メルドーは当時24歳と絶望を禁じ得ない)。

僕は同氏の演奏を普段あまり聞かない。

代表的な「リックプレイヤー」。91年のモンクコンペで準優勝し若くして頭角を現した実力者。

同年のモンクコンペ優勝者はジョシュア、3位がクリスポッターであることが有名である。クリスポッターは二人より、3歳若いので、20歳での受賞。

 

せっかくなので50~40代のサックス奏者の年齢について、

あらためて整理した。(2017/3末基準)

(テナー)                (アルト)

マークターナー    51歳            ケニーギャレット      57歳

ダニーマキャスリン  51歳     デイヴィッドビニー   56歳

クリスチーク     49歳             ぺリ子さんビート  55歳

ジョシュアレッドマン 49歳      ヴィンセントハーリング  53歳

エリックアレキサンダー49歳          ジョンゴードン        51歳

ジョエルフラーム    48歳      ベンジャミンハーマン    49歳

クリスポッター    47歳             アントニオハート      49歳

シェイマスブレイク  47歳        ウィルビンソン    41歳

ジョンエリス     43歳    ミゲルゼノン                  41歳

ベンウェンデル    42歳    ジャリールショウ   40歳

※Dayna Stevens,Casey Benjamin等39歳をはじめとした30代以下はきりがないのでここまで。

※今思いついた人を書いただけでまだ素晴らしい方々がいらっしゃると思います。

 

 

 

「ゆっくりでもインテンポで」とはなにか

受け売り。

ゆっくりとは「ゆっくり考えてゆっくり吹く」ことではなく、「はやく考えてゆっくり吹く」こと。

とてもわかりやすい。

 

 

ウィルビンソンクインテットをメインイベントにするとはTIJCのセンスすごい。

 

www.youtube.com

www.music.mahidol.ac.th

ウィルビンソン・ツアー

 

なんとか2日聴くことができた。

一曲一曲のヴォイスリーディングの丁寧さが素晴らしかった。

 

 

 

Will Vinson(as) Matt Penman(b) Jochen Rueckert(ds)

(一日目)

1st

1.My Shining Hour  2.Willoughby General(Will Vinson)

3.Upside(Will Vinson) 4.Turn Out The Stars(Bill Evans)

5.Samurai Hee-Haw(Mark Johnson) 6.It's Allright With Me

2nd

1.Nobody Else But Me 2.Olive Tree(Will Vinson)

3.Resting Jazz Face(Will Vinson) 4.Silence(Charlie Haden)

5.Work(Thelonious Monk) 6.Where Are You

 

(二日目)

1st

1.My Shining Hour  2.Willoughby General(Will Vinson)

3.Upside(Will Vinson) 4.Work(Thelonious Monk)

5.Turn Out The Stars(Bill Evans) 6.Resting Jazz Face(Will Vinson)

2nd

1.Nobody Else But Me 2.Olive Tree(Will Vinson)

3.Samurai Hee-Haw(Mark Johnson) 4.Where Are You

5.It's Allright With Me 6.Isfhan(Billy Strayhorn)

集中力

 

難しいパターンを演奏する時などはある程度時間がたつと頭がこんがらがりミスがでてくる。

これは集中力の限界らしい。集中力を持続できる時間は演奏中でも限られている。休むスペースが必要だと。

頭をフル回転させる部分と頭をつかわなくてもできる部分があっても良いし、それは効率的だと。