osakanasannの日記

ジャズなど

【今週聴いたアルバム】Ben Monder - Day After Day

ベン・モンダー / デイ・アフター・デイ (Ben Monder / Day After Day) [2CD] [Import] [日本語帯・解説付]

ベン・モンダー / デイ・アフター・デイ (Ben Monder / Day After Day) [2CD] [Import] [日本語帯・解説付]

Matt Brewer (b)、Ted Poor (ds)


Ben Monderの新譜。Ben Monderを最後に聴いたのはDavid Bowieの★だったような。

カバー集。
カバー集って意外と好き。無知だからそれをきっかけに原曲知れるし。

前半はソロ、後半はトリオ。

Emilyの冷静なモチーフの展開が彼らしい。
丁寧な演奏で勉強になりました。

Dolphin Dance その2

 

 

 今回は27小節目以降についての個人的メモ


やはり私のような音痴はちゃんと一度分析しないとだめです。

 

前回メモはこちら

 

osakanasann.hatenablog.com

 

 

|Dmaj7/E|Cmaj7/E|Dmaj7/E|Cmaj7/E|

1小節目は言わずと知れた=Esus

2小節目はただのCmaj7の展開形

3~4は繰り返し。

 

最後の4小節

|D♭maj7/E♭|Bb13(♭9)/E♭|A♭maj7(#5)/E♭|G7(#5)|

1小節目は上と同じ=E♭sus

 2小節目はハンコックのソロのフレーズはBbのコンディミ感があるけど、ハンコックのヴォイシングを聴くとEbのハーモニックメジャーっぽい。師匠はG=ソシレをハンコックは聴かせたかったのではと。

3小節目は、するとAbのハーモニックメジャー。ハンコックのソロはまんま。こちらもC=ドミソが印象的。2小節目同様ハービーが大好きなヴォイシングの形。

 

 

 

しかしあらためてこの演奏聴くと最強すぎる。

ハンコックが嫌っていたらしいG.コールマンのソロもいいですし、そのときのハンコックのバッキングもめちゃかっこいいです。



Herbie Hancock - "Dolphin Dance"(Maiden Voyage,1965)

 

【今週聴いたアルバム】Joe Martin - Étoilée

Etoilee

Etoilee

Mark Turner (Ts, Ss)、Kevin Hays (P, Rhodes)、Nasheet Waits (Ds)

真新しさはあんまりなかった。でもみんなかっこいいです。

マットペンマンのもそうだけど、やはりアルトは誘ってもらえないのねと思ってしまう。でも僕も自分がベーシストでリーダーアルバムを出すなら、テナーを誘う。
マークターナーのソプラノ久しぶりに聴いた。この仕事はウィルビンソンにあげてほしい。

CRISS CROSSレコーディング事情

Will Vinsonの去年の新譜のインタビューを読んだ。
CRISS CROSSのレコーディング事情ってこんな感じなんですね。想像通りです。

The way that Criss Cross often operates is that they call you at relatively short notice to do a record, and you come up with your personnel. Normally for a record, you have a project in mind and you try to make it work, but with Criss Cross, it works the other way around. So of course, given an opportunity like that, why not record with people I wouldn’t otherwise have? At the time I got the call from Criss Cross, I was having a parallel idea to do a bass-less trio record. Gilad clearly seemed the person for that, and I’d wanted to record with both Antonio and Gilad for a while. Miraculously, they were both available at six-weeks’ notice, so I took that as a sign.

www.jazzspeaks.org



インタビューでも言及されてますけどベースレスでこのバンドは避けて通れないですね。

m.youtube.com

【今週聴いたアルバム】Hikari Ichihara(市原ひかり) - SINGS & PLAYS

SINGS & PLAYS

SINGS & PLAYS

Hikari Ichihara(vocal, trumpet, flugelhorn) 、Josh Nelson(piano) 、Rob Thorsen(bass)


Josh Nelsonはサラ・ガルザレクさんのなにかにのってたいた記憶があります。

好き嫌いを抜きにして、まず技術的に素晴らしいと思いました。とても小気味良いです。難しく集中力のいる演奏だと思います。ボーカル丁寧で素晴らしいですね。

好き嫌いでいえば、イージーリスニング過ぎずバランスの良いアルバムだと思います。初心者の方もひねくれた方も万人におすすめ。

楽器のやめどき

練習会を定期的に友達としています。とても楽しいけど、その度に何歳までやるのかなと思う。

やめる理由はいくらでもあるけど、今のところやめる気にならないのは、昔の演奏のほうがよかったと思うことがないからだと思う。
技術的にではなく、楽器をはじめて以降刻一刻と理想の演奏が変わっていってる。その中で演奏中はその時点での趣味趣向を表現(というと大げさ)しようと試みている。
そのため、昔の演奏をきいても、今の理想と当時の理想は違っているので、過去の演奏を聴いて良いなと思うことはない。

昔の演奏のほうがよかったなと思ったら止めどきだと思っている。


https://youtu.be/ojI-5Ddyy10

練習会で話題にあがった音源、ずっと同じスタイルを崩さなかったように言われているこの方もきっと昔の演奏のほうがよかったなとはおもったことはないんじゃないかなと勝手に想像した。

【今週聴いたアルバム】Kendrick Scott Oracle - A Wall Becomes A Bridge

思惑通りという感じがして悔しいけどAaron ParksのNemesisが好きなのもあり買った。

A Wall Becomes A Bridge

A Wall Becomes A Bridge

Taylor Eigsti(p) Joe Sanders(b) Mike Moreno(g) John Ellis (sax,fl) Kendrick Scott(ds) Jahi Sundance(turntable)

ターンテーブルの方も含めみんなかっこよかったです。
あとタイトルがかっこいいですね。
こういうのは好きだけど個人的には聴きにいきたくならないなので良いです。


www.youtube.com